37.ウォーキング開始

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下痢と吐き気とぎっくり腰のトリプルパンチで私の心はボキボキに折れた。そこであまりに辛かったので先生に泣きつき、排泄物の計量は無しになり、定期的に吐き気止めの点滴を入れてもらえるようになった。どうしても食欲が湧かないので3口くらいでお腹いっぱいになってしまうが、吐くことはなくなった。

また、整形外科の先生が病院に来てくださり、私の体型に合ったコルセットを作ってもらった。これで少し痛みがマシになった。良かった…。

そして長期間ベッドでじっとしていたので筋肉が落ちてしまい、しゃがんだ状態から立ち上がることも出来なくなっていることに気付いた。骨髄移植の前後で体重が10kg落ち、シャワーに入られるようになって初めてガリガリの鶏ガラ体形になった自分の体にたまげた。

無菌室の生活で体力低下を防ぐため、無菌室内にトレーニングマシンを設置している病院があるらしいが、この病院にはリハビリ施設すらない…(泣)自力で何とかするしかない。この頃には白血球が大分回復していたので、先生に許可を取って病棟をウォーキングして体力をつけようとした。しかしいざ、歩いてみるとナースステーションまでの短い距離を歩くだけでゼーゼー息が上がる。こんなに体力が落ちてるのか…。

コルセットをしていても長時間のウォーキングは腰に来るので、15分くらいの短いウォーキングを1日数回取り組んだ。狭い病棟内をひたすらグルグル歩き回るのもお仕事中の看護師さんの邪魔になるような気がしたので、人が少なそうな時間帯を狙って(菌やウイルスをもらわないようにするため)別のフロアを歩くようにした。拒絶反応は自分の力ではどうにもできないけど、頑張って歩いた分、体力はつくはず!今自分に出来ることはこれくらいしかない!と考え、1日数十回の下痢と下痢の合間を縫って(笑)執念で歩き続けた。

しかし筋肉が衰えて足元がおぼつかず、ウォーキング先でよく転倒しては頭をぶつけたり、擦り傷やアザを作ったりした(笑)そして転けたところから自力で立ち上がる筋力もなく、その度に気付いてくださった病院スタッフの方に病棟に運ばれた(ご迷惑おかけしました)。それを何度か繰り返したため「なべさん、危ないのでもう病棟でしか歩いちゃダメですよ!」とついに病棟外歩行禁止令が出てしまった。

そうして仕方なくひたすら狭い病棟内をグルグル歩き回るスタイルに戻った…。

この頃には病院の飾りつけがクリスマス仕様になっていた。可愛いな。

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