29.無菌隔離室へGO

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骨髄移植の4日前に個室に移動になった。個室の中にシャワーもトイレも付いているので、最低でも1ヶ月間はここから出ることはない。窓はついているが、はめ殺しのタイプなので内側から開けられないようになっていて、当然外の空気は吸えない。そりゃそうだよね…菌とかウイルスとか吸ったら大変だもんね…。

個室はこんな感じ!

日が進むにつれ、薬が増えて徐々に辛くなってきたが、骨髄移植の前日から突如来た。一気にドーーーーーーーン!とキツくなった。これまでの辛さと比較にならないくらい。13日、14日投与のラスボス級の薬、大量アルケラン&エトポシドの影響だろう。吐き気がかなり強く、ひたすら船の中で激しく揺さぶられているような感覚。会話するのもしんどい。意識が混濁しているってこんな感じのことを言うんだろうか?頭にずっとモヤがかかっているような…意識がハッキリせず…。自分が今寝てるのか起きてるのかもよくわからない感じだった。とにかく体の中から力が全く湧いてこなくて、体が空っぽの容器のように感じられた。死ぬ前ってこんな感じなのかなぁ、とぼーっと考えていた。

飲食が出来ないので、高カロリーの点滴が始まった。でもカテーテルを通して伝わる点滴の味が甘ったるくて更に吐き気が増した。

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