7.恐ろしい病気に…?

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骨髄穿刺の後、針を刺された部分にあった筋肉痛のような痛みは数日間で良くなっていったが、肝機能の数値は入院時より更に上がっていて絶対安静が言い渡されていたためベットで大人しく過ごしていた。

AST(GOT) 1448
ALT(GPT) 1405
LDH 696
ALP 716
γ-GT 86

そんな頃、「ちょっとお聞きしたいことがあるんですが。」と血液内科の先生がやって来た。回診の時間でもないのに…?と少し不思議に思った。

「蚊に刺された時に皮膚が腫れたり、ただれたりすることはありますか?」
「皮膚に湿疹ができることはありますか?」

-「ありません。」

「確かご兄弟がいらっしゃいましたよね?何人兄弟ですか?」

-「はい。3人兄弟です。」

「3人ですか、良かった。」

良かったってどういう意味…?
どうやら、今疑っている病気があるらしく、それを調べるにあたって質問したかったそうだ。

不安そうな私に対して「まだ疑いの段階ですので、決まったわけではないですよ。」と念押しして先生は帰っていった。

蚊に刺されて腫れる…?どこかで見た覚えがあった。
慌ててネットで検索する。

「あった…。」
それはサイトメガロウイルスについてネットで調べていた時にたまたま見つけた記事。ある声優の方がウイルスの病気で亡くなったという内容だった。

慢性活動性EBウイルス感染症。致死率が高く、有効な治療法は骨髄移植のみ。
症状のひとつとして蚊刺過敏症があるという。

先生に兄弟のことを聞かれたのは…兄弟が骨髄移植のドナーになりやすいからだ…。

まだこの病気だって決まったわけじゃないと何度も自分に言い聞かせていたが、怖くて怖くて仕方がなかった。

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