17.予想外の…

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病院から駅に向かって歩いていると、胸に感じたことのない違和感が。

ん?息がしづらい?立ち止まってみるも苦しい。何かおかしい。

ははは。いやいや、さっき病院出たばかりだよ?!きっと緊張疲れしてたからだ! 精神的なもんだろう!と決めつけて、苦しさをごまかしつつ、歩き進む…が、次第に痛みに耐えられなくなり、動けなくなる。じっとしてたら良くなるかもしれない、と取りあえずしゃがんで様子をみることに。

しかし10分経っても20分経っても変化はなく、次第に頭もガンガン痛んできた。

苦しさに悶えながら「ははは。いやいや、きっと手術で丸一日何も食べてないからお腹が空いて変になってるんだ!」と考えてみるも、食べ物を買いに目と鼻の先にあるコンビニまで歩くことさえ出来ない。

じゃあどうすればいいのかと思いを巡らせてみる。

今意識を失って倒れたらどうなるんだろう…入院先とは別の病院へ搬送されたら、それはそれでややこしいな。病院でもらった外出許可書握りしめてたら、病院名が載った手首のバンドと照らし合わせて入院中と気付いてもらえるだろうか。

具合が悪くなった場合は入院先へ連絡することになっているけれど、電話したところで病院に戻るよりほかないだろうし、迷惑かかるだろうし、どうしよう。考えあぐねているうちに、そうだ!私は病気なんだった、とハタと気付く。

いつ急変してもおかしくない病気なんだった。健康だった時と同じ感覚で行動してはだめだ。

迷った末に、まずはさっきまでいた婦人科へ連絡してみる。事情を説明し、「胸水が溜まっている可能性もあるので、こちらに戻って来てください!」と。

苦しさが落ち着いている時を狙って、病院へ向かう。エレベーター下で車椅子を押した看護師さん方が迎えに来てくださり、あぁ本当にごめんなさいという思いでいっぱいになった。

そして心電図、内診などを受けたが異常なし。でも自力で帰ることは難しい…。色々話し合った末に、タクシーで1時間かけ入院先の病院に帰還した。

看護師さんたちは「なべさん、大変でしたね。よく戻ってこられましたね!」と暖かく迎えてくださったけど、胸の苦しさは変わらず、ベッドにただ横たわり耐えていた。

この時はもう夜だったので、翌日検査をすることになった。どうなるかなぁ。

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